実生活にも大影響!?いまさら聞けないアメリカの「利上げ」

こんにちは!ミスターすきゃるです。

突然ですが皆さん、最近経済ニュースはチェックしているでしょうか?

投資をされている方、金融関係や商社にお勤めの方は良くご存知でしょうが、

いよいよアメリカが「利上げ」に踏み切ろうとしています。

利上げとは、簡単に言えば、「金利を上げる」ということです。

「それがどうしたの?投資をしていない私に関係あるの?」

と思われる方もいるでしょう!

「残念ながら大いに関係あるんです!」

と声を大にして言いたいです。

今日は、そんな「利上げ」についてお話しします。

国際経済の中でも、かなり重要事項なので、知っておいて損はないでしょう。

○利上げって何?

利上げとは一国の中央銀行が決めている政策金利を上昇させることです。

アメリカだとFRBと呼ばれる組織が中央銀行にあたります。

FRBのメンバーなどが集まって重要事項の決定をする会議をFOMCと呼びます。

分かりやすく言うと、

「銀行に預けている利率が上がる」と理解してみてください。

銀行に預けていると得ですよね!

反対に、

「銀行から借りたお金の利率も上がる」とも理解して下さい。

これだとどうでしょう。借りた側はより多くの利子を払わなければなりません。

利上げが行われると、二つの事象が起こります。

なぜ利上げを行うかと言うと、景気がよくなったからです。

リーマンショック以降、低金利にしなければ企業が銀行から借り入れできなくなってしまいます。

つまり、経済活動に影響が出てきます。しかし、ここ数年で経済状況は回復し、今日本が行っている金融緩和をアメリカはいち早く終えました。それに伴い、利上げもするということです。

この大前提をもとに色々考えてみましょう!

○株式相場や為替相場はどうなる!?

まず、株式相場や為替相場についてです。

「金利が上がると株価が下がる」という話がありますが、その通りです。

なぜならば先に述べた通り、金利が高いと借り入れをした企業にとって返済額も上昇してしまい、借りることすらしなかったり、そもそも業績悪化につながったりしてしまいます。

言われてみればそりゃそうですよね。

ということは、アメリカの企業の業績が悪化するということは、アメリカ企業と取引をしている日本の企業及び世界企業に影響を与えます。

つまり、株安になる可能性があるということです。

ただし、これは教科書的なお話しです。

実際は、教科書通りにはいかない事ばかりです。

好景気だということで、アメリカ企業は高金利でも銀行から融資を受けるかもしれませんし、

円安の進行により、輸出企業が儲かり、日経平均が上昇するかもしれません。

また、単純に「利上げ=景気回復」と見て買う人もいるかもしれません。

一方、為替は、一般的には上昇材料です。

FXで通貨を持っているだけで毎日金利を得ることができますが、円やユーロを持っているよりも多くの金利を得られるドルを持っているほうが単純に有利ですよね。

また、景気が良い時は、投資家は「日本円のような安全通貨」には手を出さずにリスクを取りに行きます。ドル円は上昇していくでしょう。

おそらく発表時こそ上昇はしますが、材料不足からその後は停滞したり利益確定売りに押されたりする可能性もあります。現在の上昇も多少は利上げを織り込んでの上昇との見解もありますが。

ギリシャ問題等のある世界経済では全体的にアメリカに資金が向かう可能性が高いと考えています。

とりあえず、一般論では株安円安ですが、株高円安も有り得るといった感じでしょう。

円安方向なのはほぼ間違いないかと思います。

○実生活に与える影響は!?

「株?為替?俺には関係ないね!」

と思っている方々。

実生活にも影響でますよー!!

そもそも、為替が下落するということはどういうことでしょう?

今後より円安になるということは、貿易に影響してきます。

つまり、輸出が盛んになることが予想されます。

なぜならば、円のほうが安いので、買う側からしたら有利だからです。

ほんの数年前までドル円相場が70円台だったことは覚えているでしょうか?

あの時、海外旅行に行く人が増えました。

それは、円高のため、海外で買い物をしたら安く済むためです。

1ドル=100円だとアメリカで1ドルのコーラを買っても100円払ったことになりますが、

1ドル=75円だとアメリカで1ドルのコーラを買ったら75円しか支払ってないことになります。

たったの75円で1ドルの価値になる時代だったということです。

今は、まさにその逆です。

海外から(特にアメリカ)日本のものを安く買おうとされるので、輸出企業が儲かるわけです。

となると、輸入はどうでしょう。

1ドルが70円台の時に比べ、海外のものを高く手に入れなければなりませんよね?

なんせ、1ドルのコーラを買うにも124円以上(2005年8月現在)を支払わなければなりません。

利上げが起こると、さらにドル高円安が続くわけですから、大変です。

アメリカから輸入される製品を高い値段で購入しなければならないからです。

原油やガスが値上がりする可能性があります。

そうなったら、実生活にも影響が出てきます。

ただし、モノが高くなるから悪い事というわけではありません。

その先は、日本の景気もよくなり、世界経済全体に良い風が流れるきっかけに

なっていくものです。

○まとめ

株や為替、債券、不動産などの投資をやっていなくとも、巡り巡って、実体経済に反映されてくることがあります。リーマンショックもギリシャ問題もアベノミクスもアメリカの利上げもすべてそうです。

まったく関係ないと思わずに、身近な問題として捉え、政治経済にアンテナを張っていくことが大切です。

景気が良くなったり悪くなったり、円安になったり株高になったり、物事にはすべて理由があります。

「なんで物価あがってんだよ!」

と思う前にその理由を知りましょう!

それが、資産運用が大切なこの時代で生き抜く術の一つのはずです。

 

日々為替について記事を書いています。

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すきゃる
すきゃる
FXプロトレーダー。FX(外国為替取引)を学生時代から学び、専業トレーダーとして活動していた。ある目的から株式会社MRAZ GROUPに入社。 現在東大卒ミスターすきゃるのマジすきゃ学園ブログを運営し、FXでの勝ち方を指南している。 興味がある方は是非ご覧ください。

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